慢性腰痛について

腰痛についての続きで、当院で扱えるのはこの筋・筋膜性の腰痛ですが、

その殆どが立ち仕事座り仕事(運転・デスクワーク)などの同一姿勢や中腰などの不良姿勢の連続、


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不良姿勢での重量物の持ち運びなどによる筋疲労、などかと思われます。

またゴルフや登山などによる脚部の疲労も腰痛の原因の一つと考えられます。


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これらにより筋肉、靱帯、筋膜、椎間板に

ストレスが加わり、

緊張状態から老廃物がたまり、血行が悪くなり、

腰部に点在する神経群を刺激します。


ここで注目するのは筋膜で、ハムストリングス(腿裏の筋肉)は下にはふくらはぎの下腿三頭筋や足底腱膜までつながり、上には大殿筋からクロスして反対側の脊柱起立筋側へと繋がっています。

なので、右利きの方の場合、左脚重心で左ハムストが張ると右の腰が痛くなるということになります。


脳

さらに特筆したいのが、脳の働きです。

人は一度痛みを覚えると、

脳はホメオスタシスという

恒常性維持機能を働かせるということです。



これにより少しの刺激でも人は腰痛を感じるようになります。

これはどういうことかというと、我々人間は意外と自分の限界を知りません。

例えば、仕事でもスポーツでも、ノルマや目標を定めると、

自分の体の限界を超えてしまうことがあります。

ここまでやったら、あそこまで行ったらとか、

勝手な理由でついつい自分の体の限界を超えて暴走しがちです。

するとこの脳は早め早めに痛みという信号を出して、止めさせようとします。

椎骨2

腰部には、脊髄神経のほか神経根、馬尾神経、
交感神経、知覚神経などあらゆる神経がありますので、これらが刺激を受けると、

ちょっとしたことでも脳は痛みという指令を出して、動作を止めさせようとします。
これが慢性腰痛です。


ホメオスタシスによるこの慢性腰痛は脳内物質「セロトニン」とも関係します。
この脳はセロトニンの減少を嫌がります。
セロトニンを十分に分泌させた状態で、作業や運動をすれば脳は喜びますが、体のことを大切にせずに、ひとたび、限界を超えてしまうと、知覚神経などにより、脳が自由行動を抑えようとするため、この腰痛モードにスイッチが入ってしまいます。

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この慢性腰痛は定期的に整体を受けるとか、

日常的に適度な運動をするとか、

により徐々に解消されていきますが、

止めると、また繰り返してしまいます。



*急性腰痛ぎっくり腰痛について

適度な運動について

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